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| 座談会エピローグ2.制作会社の規模 〜社員100人いても結局はリーダーの力量次第〜 |
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---今の規模だからこそ、中小企業をちゃんと面倒見れる---
| 菅: |
日本の感覚として「でかい方が安心」ってのがあるでしょ?。
今では大勢のスタッフを抱えて運営してる制作会社も多いけれど、ボクらは社員少ないですよね。「アームズは何人ですか?」って訊かれて、2人って答えるとコケそうになるクライアントがたまにいて(笑)。
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| う: |
ウチも今は2人だしねぇ。非常勤スタッフはもっといるけど。
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| 菅: |
ボク自身は優れた人材をつなぐネットワークがあれば、事業規模に固執しなくていいんじゃないか、って考えてるんだけど。
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| 滝: |
今の規模だからこそ、中小企業さんをちゃんと面倒見れるってのはありますよ。
大きくなると、その分コストがかかるし、それはクライアントにも負担になっていくから。中小の皆さんが発注しづらい料金になっちゃう。
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| 菅: |
ちょっとした仕事でも何人も動くから、高くなっちゃう。それがテレビや新聞を賑わせている「IT企業」なんだよね。大きくなることが悪いわけではないけど、規模だけにとらわれると損することもあるし。
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| う: |
オレも大手IT企業の仕事をやることもあるんだけど、ほとんど丸投げでこっちに回ってくる。企画も執筆もデザインもオレがやってるし、時にはクライアントとの折衝まで。で、クライアントへの請求額はウチの倍。中には3倍近い例もある。
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| 滝: |
直接こっちに依頼してくれれば半額以下で済んだってコトだよね。
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| う: |
名前は伏せとくけど、誰もが知ってる大手IT系の営業でさ、偉そうな肩書きなんだけど、企画意図も何も理解してなくてトンチンカンなこと喋ってたりするんだ。
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| 菅: |
規模がでかくても能力がなけりゃ邪魔なだけですね。そのくせ、しっかりお金は取るんだから(苦笑)。
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---規模より人。すべては能力の問題---
| う: |
規模っていうより、要は人なんだよ。
オレが直でやってる取引先からは「規模とか会社そのものは知ったことじゃない。アンタ個人に頼んでるんだ」って言ってもらえることが多いんだ。事業形態としては法人だけど、会社に依頼がくるんじゃなくて、オレ個人に入ってるわけ。
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| 菅: |
中心になる監督がデキる人なら、その周囲に必要な人材を集めればいいわけですから。映画なんかで「○○製作委員会」ってがクレジットされるけど、あれと同じで、プロジェクト単位で必要な人材を取りまとめていけるプロデューサーであればいいんです。
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| 滝: |
「できる限りのことをしますが、それ以上はやりません」なのか「必要な人材を集めてプロジェクトを完結させます」の、どちらかって話だよね。
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| う: |
ま、ウチら、できないことってないと思うけどね。大手がオレらに回してくるみたいに、オレが大手に下請けさせることもできるんだから。
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| 菅: |
その場合でも丸投げなんかしないしね。ちゃんとプロデュースしてる。
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| 滝: |
前の話でも出たけど、大手に頼んだほうがいいっていうアドバイスをすることもあるわけで、そういうのは少数精鋭だからこその自由度ですね。
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| 菅: |
小規模だからこそ、中小企業さんの気持ちがわかるってのもあるし。
開業したばかりの個人経営者に何百万もの見積もり出しちゃう会社もありましたからね。
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| う: |
払えるわけね〜だろって(笑)。普段の立場が違うから、相手の状態が想像できね〜んだな。オレらは打合せのためのガソリン代まで気を配ってる(笑)。
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| 滝: |
ボクらは中小企業さんがギリギリのところで用意してくれる予算でやってますから。むろん、必要な金額は請求せざるを得ないけど、だからこそ無駄なんか絶対出したくない。普通はこういうシステムを用意するけど、本当にそれがなけりゃダメなのか?。何か他の方法はないのか?。「そういうモンなんです」で押し付けない。
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| う: |
カネがないから知恵を使うんだ(笑)。でも、そういうところから新しいやり方や考え方が生まれてくる。システムはあるけどジャンク、なんていうホームページでも、カネのかかる根幹部分には手を加えないでガラっと生まれ変わらせる。そういう事例がオレらには多いでしょ?
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| 菅: |
大病院だと「丸ごと切っちゃいましょう」っていう手術でも、本当は患部だけ切ればいいってこともあるからね。
とにかく規模や名前より、担当者を見ろってことですね。
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